よくあるご質問

クリニックについてのご質問

予約できますか?

できます。電話予約、ネット予約をしていただけます。
予約時間前に当院から確認の連絡はいたしませんので、予約時間に来院していただくよう、お願い致します。

駐車場はありますか?

あります。クリニック横に14台分用意しております。

小さい子どもを連れて行ってもいいですか?

大丈夫です。診察中はスタッフが面倒をみさせていただきます。2階ホールにキッズコーナーを用意しております。

男性もクリニックに入れますか?

入っていただけます。診察中は待合でお待ち下さい。診察の説明には同席していただけます。

クレジットカードは使用できますか?

1万円以上の自費診療はクレジットカードをご利用いただけます。

婦人科についてのご質問

初経がまだありません。どうしたらいいですか?

内診は行いません。超音波検査、血液検査が必要です。

生理痛がひどくて市販の痛み止めも効かなくなってきたのですが、どうしたらいいですか?

子宮筋腫、子宮内膜症の可能性があります。診察、検査のうえ、超低容量ピルなど投薬致します。

明らかに生理ではない時期に出血があるのですが、どうしたらいいですか?

普通は月経以外に出血することはありません。不正出血の原因はさまざまですが、女性ホルモンのバランスによるもの、膣炎、子宮頚管炎など炎症性疾患によるもの、子宮がんなど悪性疾患によるものなどが考えられます。診察、検査、治療が必要です。

中絶をする場合、何回ぐらい通院が必要ですか?

通常は、初診から術後診察終了まで3〜4回通院していただきます。
初診時に妊娠週数の確認、手術の説明、日程を決めます。手術は、妊娠9週までは半日、10週から11週は1日の通院手術になります。術後は、翌日と1週間めに術後診察を行います。

未成年ですが、誰にも知られず中絶手術はできますか?

中絶手術には同意書が必要です。未成年の方には、配偶者もしくは親権者の同意をいただいております。また手術時のトラブルに備えて連絡先を伺います。

中絶手術の付き添いはできますか?

付き添いしていただけます。術後は個室で休養していただきます。

初診の日に中絶手術はできますか?

初診時には中絶手術は行っておりません。手術室、病室、機械、薬品などの準備が必要です。初診時にご都合の良いスケジュールを調整させていただきます。

中絶手術の費用を教えて下さい。

手術、術後診察を含めて妊娠9週までは10万円、10週〜11週は15万円です。

市販の妊娠検査薬が陽性になりました。予定の生理がどれくらい遅れたら診察に行けば良いですか?

予定の月経が1週間遅れたら受診して下さい。妊娠検査薬が陽性でも、超音波検査で妊娠を確認するためには少し時間が必要です。

人間ドックの子宮がん検診で精密検査が必要と言われました。精密検査はできますか?

当院は、堺市の子宮がん検診精密検査実施協力医療機関となっております。コルポ診、組織検査を行います。検査結果をご持参下さい。検査には30分程度かかりますので、基本的には検査日を決めてから受診していただきます。

人間ドックを受けたところ、婦人科受診をすすめられました。診察してもらえますか?

診察、超音波検査、血液検査、細胞診、組織診など当院でできる範囲の診察を行います。
高度な精密検査が必要な場合は、大学病院、総合病院などを紹介させていただきます。

マンモグラフィーの検査はできますか?

当院には、マンモグラフィーの設備はありません。当院での乳がん検診は、視触診と超音波検査になります。

ピル・避妊についてのご質問

ピルは、内診をせずに処方してもらえますか?

内診は必ずしも必要ありません。初めてピルを服用される方には、副作用もありますので、診察、血液検査などをお勧めしております。

ピルの副作用が心配なのですが、、、?

ごくまれに血栓症が現れることがあります。初めて服用される方には、血液検査をお勧めしております。一時的に吐き気などが現れることもあります。また乳がん、子宮がんなど悪性腫瘍の確実な増加は証明されておりません。

海外旅行に行くので月経をずらしたいのですが、いつ頃受診したらいいですか?

次回月経を早めることも遅らせることもできますが、ある程度の日数女性ホルモン剤を服用する必要があります。余裕を持って、直前の月経が始まれば、受診していただくのが確実でしょう。受診が遅れると、間に合わないことがあります。

中学生でも月経をずらすお薬をもらえますか?

中学生でも処方いたします。正しく服用しないと不正出血したり、ホルモンバランスを崩したりしますので、注意が必要です。服薬指導を行いますので、できるだけご本人の受診をお願いします。

アフターピルの費用はいくらぐらいですか?

ノルレボは15,000円、ヤッペ法は5,000円程度になります。

子宮内避妊器具(避妊リング)の挿入時期と交換時期は?

避妊リングの挿入時期は、月経終了直後が最適です。交換時期は、種類によって異なります。FD-1 2年毎、ノバT 3年毎、ミレーナ 5年毎の交換をお勧めしております。

子宮内避妊器具(避妊リング)の費用はいくらぐらいですか?

FD-1 15,000円(自費)、ノバT 35,000円(自費)、ミレーナ 40,000円(自費)、15,000円(保険適応、検査含む)となります。

産科についてのご質問

妊娠中、お薬を飲むのが不安です。

妊娠中に薬剤を投与する場合には、常に胎児の存在を考えなければなりません。胎児に多少なりとも影響を与える可能性のある薬剤については、投与について十分に検討しなければなりません。 
しかし、風邪をはじめとする感染症に対する抗生物質や、切迫流産・切迫早産に対する子宮収縮抑制剤など、使用しなければ母体が危険に晒される場合には、使用せざるを得ないことがあるのも事実です。 当クリニックでは、安全が確認された薬剤を、必要最小限投与することで、母体と胎児の健康を守っています。

 妊娠悪阻(つわり)を放っておくと、どうなりますか?

妊娠6~8週目にかけては、起床時や空腹時に吐き気、嘔吐が見られることがあります。妊婦の5~7割がこれを経験しているそうです。
吐き気や嘔吐が長期に及ぶと、食事が十分に摂れなくなり、脱水症状や栄養障害から、体重の減少、皮膚の乾燥、頻脈、脳症状へと及ぶこともあります。いずれも母体とその胎児にとって、良いことではありません。入院した上での治療を行うことになります。
母体の栄養障害が重くなると、「重症妊娠悪阻」と呼ばれます。

 出産予定日は、どうやって決められますか?

平均的に、最終の月経の1日目から数えて280日前後で出産日を迎えますので、出産予定日は最終月経第1日に、280日を加算して定められます。妊娠期間で言い換えると、満40週0日です。
ただしこの算出方法は、28日型の正常月経周期の女性であることが前提となっているため、月経周期に不順がある場合には予定日の修正が必要となります。
また近年では、妊娠初期の超音波計算で胎児計測を行い、出産予定日を計算するようになっています。

 切迫流産になったら、どうなりますか?

流産になりかけている状態を指して「切迫流産」と呼んでいます。妊娠前期で性器からの出血があるタイプ、下腹部痛のあるタイプ・ないタイプ、とさまざまなものがあります。
妊娠した場合の4~5例のうち1件の割合で切迫流産が見られますが、実際に流産となってしまうのはその半数以下です。
統計的に、下腹部痛を伴う切迫流産の方が、予後は良くありません。超音波検査、内診、hCG値などを指標にし、子宮外妊娠、胞状奇胎との鑑別、予後の診断を行います。
流産を避けるためには、安静がもっとも重要です。性交も避けてください。子宮収縮抑制剤、止血剤、抗血小板剤、ホルモン剤などを組み合わせて使用し、治療にあたります。

 流産はどうして起こるのですか?

胎児が子宮外で生きていけるようになる前に、胎児および胎児付属物が排出されることを、「流産」と言います。日本では、妊娠22週未満で起きたものを流産、それ以降を「早産」と区別します。
自然流産の原因解明は容易ではありませんが、妊娠初期の自然流産児の6割に染色体異常が確認されたというデータもあります。自然流産の症状としては、性器からの出血、下腹部痛などが挙げられます。

 クアトロテストとはどんなものですか?

母体の血液中の成分を測定・分析し、胎児に異常の有無を推定する検査です。ダウン症候群、開放性神経管奇形、18トリソミーの新生児が産まれる確率を算出することができます。
妊娠15~18週の間に行うのが良いとされています。

 妊娠中は、運動をしてもいいですか? どんな運動をすればいいですか?

妊娠中の適度な運動は、ストレスの発散という意味でも有効です。ただし、過度となると話は別で、流産、早産、胎児の発育遅延などのリスクを高めます。
運動可能の条件は、母体に合併症がないこと、妊娠経過に異常がないことです。妊娠5~9ヶ月の間は、水泳、エアロビクス、ウォーキングなどを適度に行うと良いでしょう。運動の開始時には、必ず医師へ相談し、メディカルチェックを受けましょう。

 妊娠中、遠出や旅行をしても構いませんか?

妊娠中であっても、基本的に遠出や旅行はしていただいて構いません。ただし、体調不良、切迫流産、切迫早産などの症状がみられる方は、程度にもよりますが、お控えになることをおすすめします。
移動手段はできるだけ身体に負担がかからないものを、また短時間で移動できるものを選びましょう。車で移動する場合、1時間に1度は休憩を挟み、同じ姿勢で長くいることは避けてください。
海外旅行については、よほどの理由がなければおすすめしません。移動時間が長くなることもありますが、一番の懸念材料は不慮の出来事に見舞われた際です。自由にコミュニケーションをとれない国で医療機関を受診するのは、そこに辿り着くまで、また到着してからもさまざまな困難があります。
なお、国内外問わず、旅行に出かける際には事前に医師にご相談ください。

 妊娠中は、太っても問題ありませんか?

適切な体重増加は問題ありません。ただし、妊娠中の過度の体重増加は、妊娠中毒症、分娩異常を引き起こすことがあります。妊娠前の体格によって、妊婦さんの理想的な体重は異なります。
体格を表す指標として「BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」の計算式が用いられます。
BMI値が18~24が標準体重、18以下を痩せ、24以上が肥満とされます。
標準体重の方は7~10kg増、痩せの方は12kg増、肥満の方は5~7kg増までに抑えることを目安にしてください。

 妊娠高血圧症候群って何ですか?

妊娠高血圧症候群とは、妊娠中に起こる高血圧、蛋白尿、浮腫の3つを特徴とする症候群です。
妊娠によるホルモン分泌、自律神経、代謝の変化に対応しきれなくなって、これらの症状が生じていると考えられています。
妊娠高血圧症候群は、悪化すると母体と胎児両方の命にかかわります。
塩分・水分の制限、高タンパク・低カロリーの食事を心がけることで、予防ができます。それでも高血圧に陥った場合には、降圧剤などを使用する薬物療法が必要になります。

 妊娠中は貧血が起こりやすいときき、心配です。

妊娠中に起こる貧血は、大きく「生理的妊娠貧血」と「鉄欠乏症貧血」に分けられます。ただし、妊娠中の貧血の大部分は、鉄欠乏症貧血だと言われています。「
生理的妊娠貧血は、妊娠に伴って増加した血漿(血液中の血球以外の成分)量が血球・ヘモグロビンの増加を上回るために起こります。ヘモグロビンが11g/dl以下が病的な値と言えます。
鉄欠乏症貧血は、妊娠に伴う母体血の増加によって450mg、胎児・胎盤に360mgの鉄が必要になるにもかかわらず、食事によって十分な量を摂取することが難しいために起こります。鉄を多く含む食品の摂取を心がけると同時に、鉄剤の投与によって不足分を補います。
なお、母体が鉄欠乏状態にあっても、胎児への鉄の供給は優先的になされます。

 逆子になってしまったときは、どうすればいいのでしょうか?

胎児下向部分が骨盤端に、胎児の頭が子宮底(子宮の奥側)にあるものを指して「骨盤位」と呼びます。俗に「逆子」とも呼ばれます。分娩時にお尻や足が先に出てきます。
満期妊婦のうち約5%、妊娠8か月の妊婦のうち約30%において、骨盤位が見られます。
触診法、X線検査、超音波検査などで診断可能ですが、確実性と胎児への影響を考えた場合には、超音波検査が良いでしょう。
骨盤位の危険性は、破水時の臍帯(へその緒)の脱出、頭部の通過困難などにより、新生児が低酸素状態に陥ったり、外傷を負うことにあります。また、子宮内で不自然な体勢をとっているため、胎児の頸部結節や股関節脱臼などのリスクも高まります。
殿位(脚が身体の前に位置する骨盤位)の場合であれば、頭位(正常な状態)に近い形で分娩することが可能ですが、その他いくつかある骨盤位を含めて全体として考えると、帝王切開による分娩が適切であることが多くなります。
治療法としては、「外回旋法」という医師の手技による方法や、「胸膝位」という逆子改善のための簡単な体操などが挙げられますが、外回旋法は危険を伴うため現在はあまり行われません。

 切迫早産って、どんなものですか?

妊娠22週0日~36週6日までの間に、出血、子宮収縮、子宮頸管の開大などの症状が現れて早産のリスクを抱えた状態を、切迫早産と呼びます。
子宮の形状に問題があったり、多胎妊娠、羊水過多症、感染などが原因とも言われていますが、はっきりとしたことは不明のままです。
治療では、大前提として安静と、β-刺激剤・黄体ホルモン剤・プロスタグランジン合成阻害剤の使用などによります。切迫早産になるケースが全体のうちの10%、治療をしたにもかかわらず早産に至るケースが全体の4%という報告があります。

 早産は、どんなときに起こりますか?

妊娠22週0日~妊娠36週6日までの間で、何らかの理由により妊娠が中絶してしまうことを「早産」と呼び、その期間以前の妊娠の中絶である流産と区別します。
早産の原因は主に母体側の、頸管無力症、甲状腺機能異常、妊娠中毒症、糖尿病合併妊娠、Rh不適合妊娠、尿路感染症、心臓血管疾患、子宮の異常などがあります。対して胎児側の原因としては、多胎妊娠、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、前置血管、前期破水、羊水過多症、羊水過少症、胎盤機能不全、胎児奇形、絨毛羊膜炎などが挙げられます。
治療には、安静に加え、子宮収縮の抑制、感染予防などが必要です。

 分娩が始まるタイミングはどのように分かるのですか?

妊娠が終了して分娩が開始する詳細なタイミングを、臨床的に予測することは未だ非常に難しいのが現状です。
分娩の開始の兆候としては、規則正しい繰り返される陣痛(10分ごとに、1時間に6回以上)、血性粘液の排出、子宮口開大などが挙げられます。
一般的に、規則正しく繰り返される陣痛の発生をもって、分娩が開始されたと判断します。

分娩は、どのような流れになりますか?

子宮から胎児とその付属物が排出される過程を、分娩と言います。分娩は、次の3期に分けられます。
①分娩第一期(開口期):陣痛開始から子宮頸管開大まで
②分娩第二期(娩出期):子宮頸管の全開大から、胎児の娩出まで
③分娩第三期(後産期):胎児娩出後、胎盤などの胎児の付属物が排出されるまで

 帝王切開とはどんなものですか?また、どんなときに行われますか?

産道からではなく、子宮壁の切開によって胎児とその付属物を娩出させる方法を、「帝王切開」と呼びます。
一般的に広く行われる「子宮下部帝王切開術」では、膀胱を子宮頸部から剥離し、子宮頸部を切開します。術後の癒着・感染が起こりにくく、次回の妊娠・分娩時の子宮破裂のリスクも抑えられます。
帝王切開の適応としては、狭骨盤、児頭骨盤不適合、全前置胎盤、切迫子宮破裂、常位胎盤早期剥離などの絶対的適応(いかなる場合でも行うべき妥当性の認められる適応)に加え、胎児仮死などの胎児側適応、軟産道強靱などの母体側適応などが挙げられます。

 里帰り分娩をしたいのですが、対応してくれますか?

はい、当クリニックは、帰省分娩(里帰り分娩)にも対応しております。
帰省分娩をご希望の方は、当クリニックにご相談ください。分娩前の帰省のタイミングは、分娩される施設にお尋ねください。当院は、32週頃まで妊婦健診を行います。

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