各種カウンセリング

妊娠中の栄養カウンセリング

妊娠中の栄養バランスの大切さ

妊娠中の栄養バランスの大切さ妊娠中は、お母様、そしてお腹の中の赤ちゃんのためにも、より多く、より良質な栄養が必要になります。一方で、妊娠後の急激な体重増加は、妊娠中毒症、分娩異常の原因にもなり得ますので、効率的な栄養摂取が求められます。
当クリニックでは、妊娠中の栄養カウンセリングを実施しております。サプリメントや葉酸の摂取などで妊娠中から栄養バランスを整えることで、将来的な生活習慣病の予防を含めた、生涯の健康管理に役立ちます。

栄養バランスのとれた食事を摂りましょう

栄養バランスのとれた食事を毎食摂るのは、実際は非常に難しく、手間もかかります。
基本は、主食、汁物が揃った、定食のような形でのお食事がおすすめです。特に妊娠初期など、つわりのひどい時期には、食事の内容に気を遣い過ぎるよりも、「食べられるものを、無理なく食べられる量食べる」ことを意識しましょう。もちろん理想はバランスの整った食事ですが、つわりやライフスタイルには個人差がありますので、心と体のバランスを崩さないためにも、無理をしないことが大切です。
ただし、つわりが落ち着いたあとは、意識してバランスの良い食事を摂るようにしましょう。見逃しがちなのが、葉酸です。ビタミンB群の一種である葉酸が不足すると、流産や胎児の奇形の原因になることがあると言われています。

栄養カウンセリングを受けたい妊婦さんは堺市南区の竹山レディースクリニックまでご相談ください。

産褥期カウンセリング・産後ケア

産褥期(さんじょくき)とは、産後の6~8週間の時期を指します。
出産には多大なエネルギーを要しますので、たとえ正常な分娩であっても母体にはいくらかのダメージが残っています。そのダメージは時間とともに回復するのですが、その回復期間を「産褥期」と呼びます。産褥期の過ごし方によって、回復のスピード、また回復の度合いが変わってきます。

当クリニックでは、「産褥期カウンセリング」として、食事面や運動面を含めたアドバイスを行うサポートに力を入れております。

堺市南区の竹山レディースクリニックの産褥期カウンセリングで実施するアドバイスの一部をご紹介いたします。産褥期のお悩みは、どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。

安静にしましょう

当然のことでもありますが、体力の回復には安静が欠かせません。外出は控え、無理に体を動かさないようにしましょう。
産褥期は、悪露による出血があり、貧血になりやすい時期です。特に目まいや動悸が起きたときには、横になってしばらく安静にしましょう。

産褥体操をする

出産当日から始めることができ、血行を改善し筋肉を引き締める効果のある「産褥期体操」というものがあります。呼吸法や横になってできる脚の運動などが中心で、身体に負担なく続けていただけます。
骨盤矯正や産後ダイエットにつなげるための、出産後の身体の土台作りとなります。
ただし、無理は禁物です。

家事は遠慮なく周囲を頼りましょう

里帰り出産の場合には、家事を家族に任せ、赤ちゃんの世話とご自身の体力の回復に努めやすい環境に恵まれているケースがほとんどです。
里帰り出産をしない場合であっても、辛い時は遠慮なく旦那様やご両親にお願いをしましょう。無理をして母親が寝込んでしまっては、それこそ一大事です。母親なんだから、と気負い過ぎず、もちろん罪悪感など抱かずに、積極的にサポートを受けましょう。最近では、栄養バランスのとれた食事の宅配サービスが比較的低料金で活用できるようになりました。

バランスのいい食事を意識しましょう

栄養バランスのとれた食事は、産褥期の体力回復にも欠かせません。授乳中は赤ちゃんに栄養を取られていますので、特にしっかりと食べなければなりません。
中でも、鉄分、カルシウム、タンパク質は産褥期の回復を早めてくれます。

清潔を保ちましょう

産褥期の中でも特に出産直後は体力がもっとも失われている時期です。免疫力も落ちており、感染症や病気にかかりやすい身体になっています。
出産時に会陰切開や帝王切開を受けた方は、傷口を清潔に保つようにしてください。産褥パッドは4時間ほどで交換し、トイレでは温水洗浄を使います。お風呂に入ったときには、擦らずにシャワーを当てて適度な水圧で汚れを流し落としましょう。

入浴・性行為は控えましょう

入浴(湯船に浸かること)や、性行為は、産後一か月の検診を終えるまでは控えた方が良いでしょう。また、検診時に回復が遅れていると指摘された場合には、医師の指示があるまで延長して控えるようにしてください。
産後一か月は、子宮口が閉じ切っていない状態です。子宮口から子宮全体へ感染が拡大することもありますので、入浴や性行為の開始は、必ず医師の指示に従うようにしてください。

外出は1ヵ月健診まで控えましょう

産後1ヵ月健診のときには、赤ちゃんにとっての生後1ヵ月健診があります。産後初めての外出は、このタイミングで行われることをおすすめします。
出産直後は体力・免疫力が落ちており、風邪などにかかりやすい状態です。できるだけ、ご自宅で安静にするようにしてください。買い物は、ご家族に頼んだり、ネットショッピングを活用すると良いでしょう。
外出をする場合には、せめて産後1週間が経ってからとし、産後1ヵ月は30分以内と目安としてください。

産褥期特有のトラブルを回避しましょう

分娩によって胎児や胎盤が外に出ることで、ホルモンバランスが大きく乱されます。血液の量・必要な栄養の量なども大きく変わります。
血液、ホルモン分泌にかかわる器官、子宮の大きさは、4~8週間をかけてもとに戻ります。出産によって起こったその他の変化の多くは1週間程度でもとに戻ることから、変化に対応できなければさまざまなトラブルが起こります。
代表的なトラブルとして、子宮の戻りが悪く出血が続く「子宮復古不全」、血液中に血栓が生じる「血栓性静脈炎」、母乳の出が滞って炎症を起こす「乳腺炎」などが挙げられます。
心の面では、ホルモンバランスの乱れによって起こる精神的不安定「マタニティブルー」、それに心身のストレスが加わると「産褥期精神病」の発症へとつながります。
少しでも不安がある場合には、1か月検診の前であっても、お気軽に当クリニックにご連絡ください。

tel.072-292-3500 メール相談 24時間WEB予約 WEB予約ご利用方法
一番上に戻る